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リケジョリポーター潜入取材 「テープストレージ編」 情シス・Sler必見!

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いま大きく注目されている「テープストレージ」って、なぁに?


<リケジョリポーター>
みなさんの日常でも、スマホで写真や動画を撮られると思います。そして、それが消えてしまわないように大切に保存するため、あるいは、スマホのデータ容量を空けるために別のメディアにデータを移したりしていますよね?
その“データ保存”のニーズが、個人だけでなく、さまざまなビジネスや研究分野においても非常に高まっているんです。日常生活の中で色々なものがデータ化され、そのデータは、使い方次第で新しいビジネスや技術革新へとつながるからです。

この重要かつ大量のデータを、安心安全に長期間保存するのに最適なシステムが「テープストレージ」なのです。高度情報化社会を支える「テープストレージ」と磁気テープ「LTO(Linear Tape-Open)」について富士フイルムに潜入取材し、お話を伺いました!

「LTO(Linear Tape-Open)」って、具体的にはどんなデータの保存に使われているの?

<富士フイルム>
ビジネスや研究分野で扱われるデータは大きく2種類にわけて考えることができます。1つは毎日頻繁にアクセスする必要のあるデータ。それを「ホットデータ」と呼んでいます。もう1つは、頻繁にアクセスはしないけれど、長期間保存する必要のあるデータ。それを「コールドデータ」と呼びますが、「LTO」はこの「コールドデータ」を中心に使われています。

例えば、映像放送業界では、報道映像や、フィルム映画を4Kのデジタルデータに変換・保存。セキュリティ業界では顔認証 など防犯対策のために監視カメラの映像を保存したり、研究分野では、ゲノム分析や、宇宙観測、気象衛星のデータも「LTO」に保存されています。また、今、全てのデータを保存しその蓄積したデータを分析・活用することによって、世界をより便利にしていこう という意識が非常に高まっています。

震災の記録映像やSNS、通信データを解析して将来の災害対策のヒントを得たり、あるいは車の自動運転技術の開発や、AI学習のためにさまざまな企業が膨大なデータを保存しています。大容量のデータを、安全に、安価に長期保存できるという面において「LTO」の活躍の場は広がっています。

膨大なデータ保存を可能にした“正体”ってなぁに?

<富士フイルム>
「LTO」に使われている技術についてお話すると、「LTO」カートリッジの中に入っている磁気テープには非常に小さい磁石の「磁性体」が敷き詰められていて、この磁性体を磁化させて信号を記録します。大容量のテープを作るためには、記録を担う磁性体のサイズを小さくして、面積当たりの容量を増やしていく技術が重要です。富士フイルムは「バリウムフェライト(BaFe)」という磁性体を開発し、微粒子化技術により、従来の磁性体と比較して非常に小さくすることができました。さらに、この微細なくっつきやすいBaFeの粒子を1つ1つに分散、それを薄く均一に塗布する難しい技術にチャレンジし、克服しました。
薄く均一に塗布する技術を例えると、1リットルの水を、サッカコート4面の広さに均一に塗るような技術です(水の粒子ひとつずつを敷いていくような感じですね)富士フイルムはもともと写真フィルムの会社です。写真フィルムの開発の中で、先ほどお話しした「微粒子化」、「薄層塗布」などの優れた技術につながる人材と環境が整っていました。それをベースに「LTO」の技術は生まれ、進化しつづけています。

<リケジョリポーター>
これからの未来、ビッグデータやAI・ロボット開発など、蓄積したデータから新しい価値を生み出していくさまざまな業界で大容量デ ータ保存のニーズはすごく高まりつつあり、「LTO」の活躍は、ありとあらゆる分野で注目されそうですね!

….ところで、企業がこの「LTO」を使いたい場合はどうしたらいいのでしょうか?
専門的な知識や難しい操作がいるのかな?と疑問に思われた方は、ご安心ください!
富士フイルムのアーカイブソリューションについては、下記よりもっと詳しく知ることができます。ぜひ、ご覧ください。

リケジョリポーターによる潜入取材の全容はこちら

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